【ダートアクアリウム】私のアマゾンソードプラント水槽(AquaStars)
ダートアクアリウムの手法で、私自身が過去に立ち上げて管理していたアマゾンソード水槽の紹介です。この手法の水槽は水替え頻度が少なくて済むので、ほったらかし系アクアリストとしては避けては通れないものでした。
ほぼアマゾンソードのみの水槽になります。自分史上、一番きれいに育ったアマゾンソードだと思います。過去動画に水槽をリセットする前の記念撮影があります。次の水槽ではもっときれいになるだろうと甘い推察から、水槽の掃除をせずに撮影したのが少し残念です。
アマゾンソード水槽の特徴
ダートアクアリウムの手法を取り入れて立ち上げ、維持管理していた水槽の特徴を記載します。
低床1層目(ダート)
低床1層目のダートとして、ドイトの園芸用の土を使っていました。今までいろいろな園芸用の土を使っていましたが、ホームセンター ドイト(DoIt)の園芸用の土が一番良かったと思います。今は、残念ながらドイトを見かけることがないので入手できないです。
あと、余っていたADAのソイルのアマゾニアを500mlぐらい混ぜています。
低床を敷き詰めた厚さは、2.5cmくらいです。
基本的に水槽の底全体で同じ厚さになるように敷き詰めています。
低床2層目(グラベル)
低床2層目のグラベルは、酸処理をした大磯砂の細目を使っています。
厚さは5cmくらい敷いています。こちらも水槽の底全体で同じ厚さになるように敷いています。
水草
水草は最終的にアマゾンーソードメインになっていますが、最初はパールグラス、ヘテランテラなども育っていました。浮草を入れている時期もありました。
水草の肥料
水草の肥料はオコシと呼ばれている。つぶつぶを固めたような肥料を低床に入れていました。液肥はカリウムの添加と、活力剤のメネデールを使っていました。
熱帯魚
熱帯魚は、維持している最後の頃はいたのかよく覚えていません。多分、最後はヤマトヌマエビとミゾレヌマエビだけだったと思います。
最初は、アピストグラマ カカトゥオイデスのダブルレッドを飼っていました。
残念ながらヒーター故障で亡くなってしまい。その後カワコザラガイが発生したのでメンテナンス用のアノマロクロミス・トーマシーを飼っていました。
水槽
水槽サイズは60cm×30cm×45cm(横幅、奥行き、高さ)です。
ADAのウィルドグラスというオールガラス水槽です。(今はありません)
フィルター
フィルターは、外部フィルターです。
フルーバル(Fluval)の303にJAQNOのプレフィルターを使っていました。
JAQNOのプレフィルターは専用ヒーターを内蔵できて機能はよかったのですが、すぐ水漏れするのが難点でした。ということで水漏れ発生後は303だけで使っていました。
多分この品質の悪いプレフィルターのイメージでいまだに日本国内では外部フィルターにヒーター入れることができないのでしょう。
給水パイプ
フィルターの給水パイプは、エーハイムのプレフィルターを使っていました。
低床の中に埋めれて目立たなくて、とてもよかったのですが経年劣化で樹脂が水槽内でボロボロになってきます。これもこのあたりが原因なのか廃盤になって後継のフィルターは低床に埋めないタイプでとても目立つものに変わりました。
排水パイプ
フィルターの排水パイプは、フィルター付属のプラスチックのパイプてす。
ただ、切ったり張ったりして水面の下から水面に向けて斜めに排水するようにしています。
このことで水面を揺らして、少し水槽内に酸素を取り込んでいます。
CO2
CO2は添加していません。
エアレーション
夜間のエアレーションを含めてエアレーションは行っていません。
ライト
ライトは、ニッソーのリアル・インバーター・ライト・600です。
インバーター式の蛍光灯で20Wが3本取り付けれます。
タイマーで8時間くらい点灯していたと思います。
バックスクリーン
水槽の後ろが白い壁だったのでバックスクリーンはつけていません。
遮光スクリーン
水槽の低床と同じ高さで、遮光スクリーンとしてテープを張っています。
これは低床内で藍藻が発生するのを防ぐ目的です。
水換え
水換えは1か月に1回から、4か月に1回くらいでした。
維持期間
水槽を丸洗いして、すべて最初の立ち上げからやり直すリセットまで少なくとも5年間は維持していたと思います。
バクテリア
バクテリアの定期的な添加は行っていません。
藍藻発生時になんとかならないかと、コトブキのザイム33を一時しのぎに使っていました。
立ち上げ時は、粗塩と熱帯魚の餌で水槽を1~2週間回してから、魚を入れていました。パイロットフィッシュは使いません。
以上が、この水槽の特徴と維持管理法かと思います。覚えている限り思い出しながら、書きました。
この、アマゾンソードプラント水槽で採用しているダートアクアリウムについては、こちらに記事を書いています。もし、わからないことがあれば、参考にしてください。
Dirted Tank Aquarium(ダート アクアリウム): 自然な水景を手軽に楽しむ方法
アマゾンソード
この水槽で育てていた水草、アマゾンソードについて、続けて書いていこうと思います。
アマゾンソード(Amazon Sword)は、値段も安く、ホームセンターの熱帯魚コーナーでも目にすることが多い、極々ありふれた一般的な水草です。
ただし、専門ショップで売られているアマゾンソードの仲間のエキノドルスは、美しい品種が多くアクアリウム愛好家の間では人気の高い水草の一つとなっています。
一般的なアマゾンソードという名前で流通している水草は初心者にも適しており、育成が比較的簡単です。この記事では、一般的なアマゾンソードの特徴と基本的な育成方法について解説します。
1. アマゾンソードの特徴:
- 葉の形状:
アマゾンソードは、鋭い矢じりのような形をした深緑色の葉が特徴です。葉の先端は尖っており、水中で優雅に泳ぐ魚たちの背景になります。 - 大きさ:
成熟したアマゾンソードは、高さ30cmから50cmにもなることがあります。このため、広いスペースが必要な大型の水槽に適しています。 - 成長速度:
アマゾンソードは比較的速い成長力を持っています。適切な環境下では、新しい葉が頻繁に出現し、水槽内に緑の美しい景色を作り出します。
2. アマゾンソードの育成方法:
- 水質と温度:
アマゾンソードは中程度の硬度と中性から弱酸性の水質を好みます。水温は24〜28℃が適切です。 -
pHの適正範囲:
アマゾンソードは、やや弱酸性から中性のpH範囲(約6.5〜7.5)を好みます。
一般的に、pHの微妙な変化に対しても比較的耐性があるため、多くの水槽のpH範囲内で育つことができます。
ただし、アマゾンソードが最も健康的に成長するのは、pHが6.5〜7.0の範囲にある場合です。pHの調整が必要な場合は、適切なpH調整剤を使用するか、飼育する魚のpH要件とのバランスを考慮しながら調整しましょう。 - 照明:
アマゾンソードは強い光を好みます。水槽内に照明装置を設置し、日光に当たるような明るい環境を作りましょう。 - 栄養:
栄養豊富な底床を用意し、水草用の肥料を追加することが重要です。特に鉄分はアマゾンソードの成長に欠かせません。 - 水槽内の配置:
アマゾンソードは水槽の中央から背後に向かって配置するのが一般的です。他の水草や装飾品との調和を考えながら配置しましょう。 - CO2の添加:
アマゾンソードは、CO2の追加があると成長が促進されますが、CO2の添加は必須ではありません。初心者の方や低光環境の水槽では、CO2添加なしでも十分な成長を見ることができます。
しかし、高光環境や他の高要求の水草と一緒に育てる場合は、CO2添加が役立つ場合があります。CO2添加により、アマゾンソードの葉がより豊かな緑色になり、密集した葉の成長を促進することができます。 - アマゾンソードを食害する可能性のある生物:
一部のカラシン類の魚は、アマゾンソードの葉を食べることがあります。特に、ネオンテトラやカージナルテトラなどの小型の魚は、アマゾンソードの葉を好んで食べることがあります。十分な餌や適切な水槽の環境を提供することで、アマゾンソードへの食害を軽減することができます。
3. アマゾンソードの注意点:
- 根の成長:
アマゾンソードは強大な根系を持っています。そのため、水槽内の他の植物や装飾品との間に適切な距離を保つ必要があります。根が他の植物の成長を妨げたり、装飾品を押し上げたりしないように注意しましょう。 - トリミング:
アマゾンソードは成長が速いため、定期的なトリミングが必要です。長く伸びた葉や根を切り詰めることで、美しい形を保ちながら水槽内のバランスを整えることができます。 - 栄養補給:
アマゾンソードは根からの栄養摂取に頼っています。栄養不足を防ぐために、定期的に液体肥料を追加しましょう。特に鉄分やマクロ栄養素(窒素、リン、カリウム)を適切に補給することが重要です。
結論:
アマゾンソードは美しい葉の形状と成長力を持つ人気のある水草です。初心者にも育成が比較的簡単であり、水槽内で迅速に成長し、美しい景観を作り出すことができます。
水質や温度、照明、栄養の管理に注意しながら、定期的な剪定と栄養補給を行うことで、アマゾンソードを健康的に育てることができます。ぜひ、アクアリウムにアマゾンソードを取り入れて、癒しの空間を楽しんでください。
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