aquariumのはなし

ほったらかし系アクアリストの Aquarium の趣味ブログです。▶アクアリウム歴25年▶手間のかからないアクアリウムが得意▶海外YOUTUBE動画紹介あり

【ダート アクアリウム】MD Fish Tanks さん-ecoなダート アクアリウム水槽立ち上げチュートリアル

この動画で作成しているアクアリウムのやり方は、ダート アクアリウムって直訳してるんですが、日本ではほとんど取り上げられない長期維持型のアクアリウムの手法です。提唱者の名前をとって、Walstad Methodと呼ばれることもあります。

MD Fish Tanks さんが水槽を新しく立ち上げる様子を動画にしていたので紹介します。

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The Ecosystem Tank: HARDCORE MODE (Walstad Method, No Filter, Low Tech, Dirt, Aquascape Tutorial)

youtu.be

今回立ち上げる水槽の説明

0:00 今回のMD Fish Tanksさんは、ハードコアな昔ながらのダイアナ ウォルスタッドのワイルドスタイルの水草水槽を立ち上げるそうです。
超ローテク水草水槽といってます。フィルターもco2添加も無しといっています。
あるのは土と砂利と水、それから水草と熱帯魚、そして光だけです。

今回使用する水槽は、60cm×30cm×30cm 54Lです。
今回のシステムがうまくいけば、土の栄養で水草が繫茂し魚に酸素を供給するようになります。
魚の排泄物が分解され植物の栄養になります。このサイクルが続いて水草水槽を維持するといっています。

 

園芸培養土

1:00 ホームセンターに園芸用の培養土を購入に向かいます。
MD Fish Tanksさんは、Top Soilという培養土を購入しました。
パッケージには追加の栄養素が必要と書いてあるらしいのですが、アクアリウムで使うとコケの原因になるだけなので使用しないそうです。
培養土には木の破片などが入っているのでふるいで取り除いて使用するそうです。今回はふるいも新しく購入したようです。
培養土の袋を開けてふるいは必要ないと思ったようですが、実際、ふるいにかけてみると石などが入っていました。
ふるいにかけた培養土を水槽に入れていきます。これが低床の下の層になります。

水槽の外側は培養土が見えないように砂利だけにする方法もありますが、今回は層になっているところに根がどのようにはるか見れるので水槽の端まで培養土を敷き詰めています。
高さ1.0~1.5cmの厚さで培養土を敷いているように見えます。砂利のところの説明で少なくとも0.5インチと言っているので目安は1.27cm以上ですね。
敷き終わったら表面を平らにしていきます。
その後、水で濡らして空気抜きをしています。

 

砂利

5:11 培養土の上に敷く砂利は使い古しのもので細目の砂利に小石も混じっています。色は明るめですね。
砂利は培養土の2倍の厚さと言っているので1インチ、最低の厚さで2.54cmですね。
低床の上の層の砂利を敷き終えたら、全体に染み込むように水をスプレーします。
最後に砂利の厚みが足りなかったようで追加で細目の砂利を敷いています。

 

レイアウト

7:40 低床ができれば水草を植えていけばいいのですが、今回はレイアウト素材を使ってレイアウトするとのことです。
川で拾ってきたかのような石と流木を使ってレイアウトしています。
流木レイアウトが崩れないように石に接着しています。
石と流木の後ろは砂利を追加で盛っています。

 

水草植栽

9:36 前景と中景に水草を植栽します。ヘアグラスとハラミウム101を植栽しています。
前景と中景を植えるときに水槽を水で満たさないのは植栽した水草が浮いてくるからだそうです。
後景の水草を植える前に水槽の上まで水を入れます。この時低床の2層が壊れないように注水位置にフィルタースポンジを敷いてから注水します。
混ざってしまって下の層の培養土が出てくると水槽内の栄養が多すぎでコケの原因になるからだそうです。

水を入れ終わったら後景の水草を植栽していきます。
水草の名前はわからないのですが、エキノドルスやミクロソリウムなどを植栽してバコパロタラ類、ハイグロフィラを植栽しています。
最後に水草のカスをネットで掬って終了です。

 

24時間後

15:53 水槽に水草を植栽した直後に浮草を入れなかったのは、植栽した水草がライト方向に直立するのに24時間かかるからだそうです。
24時間後の水槽を見て水が濁っているのでアンモニアが出ているかもしれないので水質検査をしてます。
まだ、生体は入れていないので急激な変化は起こらないはずとのことです。
テスト結果は、アンモニアはほんのわずか。肉眼ではこんなに黄色く見えないようです。
亜硝酸塩は無し、硝酸塩は10ppmです。正確には5ppmと10ppmの間です。
アンモニアは問題ないですが水が濁っているので、2/3の水替えをします。
浮草としてサルビニアを他の水槽から持ってきて浮かべています。赤いルートフローターも追加しています。

 

数日後

20:58 数日経過したがアンモニアも検出されず水槽の調子は非常にいいようです。
これから熱帯魚の追加します。追加する熱帯魚はアフリカン・ランプアイです。
最初はバクテリアの負荷になるので沢山の魚は入れません。また、魚を入れた後の数日間は魚に餌は与えません。
魚の排泄物でアンモニアが急増するからです。
1週間~2週間に1回水を替えますが、生態系ができてくると水替えは必要なくなり足し水だけでよくなります。
ソイルや砂利の交換はなく、メンテナンスはガラス面のコケをとることだけになります。

 

水槽紹介

説明の途中に挟まれる水槽の紹介です。
12:22 ドワーフサージのミニタンク これもフィルターなしのようです。熱帯魚はアクセルロッド・リストアラーって言ってます。
14:30 ロッキー・マウンテン・エスケープ水槽 今までで最も成功したエビ水槽になる予感がするそうです。
17:55 サルビニアタンク 立ち上げに古いアクアソイルを使ったので、立ち上げから6か月以上たった今は、水草の栄養不足の問題が出ています。

 

まとめ

全体的に、このビデオはWalstad法を使ってエコシステムタンクを設置する包括的なガイドを提供しています。プレゼンターはビデオ全体を通して実用的なアドバイスやヒントを提供しており、美しく健康的な自己持続タンクを作成したい人にとって貴重な情報源となっています。

この動画では、プレゼンターがローテックで、フィルターを使わず、土を使って植物を育て、魚の健康的な環境を維持する自己持続システムを作成するWalstad法を使ったエコシステムタンクの作り方を説明しています。

まず、動画は栄養豊富な基質システムについて説明します。適切な土壌を入手し、ふるいを使用して不要なゴミを取り除き、基質を砂利や砂で覆うことの重要性についてプレゼンターが説明します。基質を均等に分布させる方法を実演し、水を噴霧することで空気ポケットを取り除く方法を提案します。

次に、植物の選択と配置について説明します。プレゼンターは、様々な植物を使用し、深みと質感を加える興味深いデザインを作成することを推奨します。ヘアグラス、ハラムフィルムグリーン、その他の前景植物、背景には大きく、高い植物を植える方法を示しています。水を定期的にテストして、植物が必要な栄養を受け取っていることを確認することの重要性を強調します。

次に、浮遊植物の追加について説明します。浮遊植物は健康的なエコシステムを維持するために重要な役割を果たします。プレゼンターは、SalviniaやRed Root Floatersを使用することを提案し、タンクに配置する方法を実演します。浮遊植物がタンクを自然な環境に変え、動きと深みを加える様子が示されます。

最後に、タンクに魚を導入する方法について説明します。プレゼンターは、小さいバイオロードを持ち、タンクに興味を引くことができるナノフィッシュを使用することを推奨します。植物が植えられた水槽では砂利を吸い取らないことの重要性を強調し、必要に応じてガラスを清掃し、植物を刈り込むことを提案します。

全体的に、この動画はWalstad法を使ってエコシステムタンクを作成する包括的なガイドです。プレゼンターはビデオ全体を通して実用的なアドバイスやヒントを提供しており、美しく健康的な自己持続タンクを作成したい人にとって貴重な情報源となっています。

 

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